ブック・オブ・オーブス(Book of Orbs:BoO)というアプリで展開されているイラストカードのトレーディングゲーム「メモリーチェーン」「オアシスマイニング」に参加してみたので、イラスト申請方法やトークンの発行方法を解説していきます!
今回はオアシスマイニング(Oasis Mining)にクリプトカレンシーガールズのカードを全8種類提出し無事に承認されました!
カードのリリース時期はまだ未定だそうなので、詳細がわかりましたらお知らせいたします。
ブック・オブ・オーブスとは
仮想通貨を使ったゲームができるiOS、Android向けのアプリです。
アプリ内に様々なゲームが入っていて、その中の「メモリーチェーン」「オアシスマイニング」がカードのトレーディングゲームです。
ゲームといっても、カードの売買やトレードをしてコレクションするだけのシンプルなものです。
カードはオーガナイザー(主催者)の審査に合格したもののみ流通し、売買にはぺぺキャッシュ(pepecash)という仮想通貨が用いられています。
カードの価値は上がったり下がったりするので、レアなカードをゲットできたら価値が上がるまでホールドしておくのもいいかもしれません。
ブック・オブ・オーブスはインディースクエアウォレットと連携できるので、初めての方は設定をした方がいいと思います!
公式サイト:Book of Orbs
インディースクエアウォレットとは
BTCやカウンターパーティトークンを保管しておけるiOS、Android向けのアプリです。(WEBブラウザ版もあり)
前述の通りブック・オブ・オーブスを連携できるので、カードの管理を考えると連携しておくことをおすすめします。
またインディースクエアウォレットを利用することで、誰でもオリジナルの仮想通貨(カウンターパーティトークン≒アルトコイン)を作成することが魅力です。
公式サイト:IndieSquare Wallet
カウンターパーティトークンとは
カウンターパーティというプラットフォーム上にある独自のトークン(アルトコイン)を指します。
ビットコインのシステムを間借りしているのがカウンターパーティで、このプラットフォームではXCPという通貨が用いられています。
XCPは取引所のザイフで購入することができます。
カウンターパーティトークンは自分で発行数を決めることができ、発行手数料には0.5XCPが必要です。
イラストカードの申請・発行方法
今回はビットコインちゃんのイラストを審査に提出する流れを例にご紹介していきます。
提出したのはこちらのカードです。
1.ホワイトペーパーを読む
まずはホワイトペーパーをしっかり読みましょう!
ホワイトペーパーというのは説明書、仕様書というような意味合いで捉えていただければ問題ないです。
▼メモリーチェーンのホワイトペーパー
https://docs.google.com/document/d/1SVRYVyZGOESNG5waXU_4aBjLV15hWZwYM8U8XGp5H00/mobilebasic
▼オアシスマイニングのホワイトペーパー(仮)
https://docs.google.com/document/d/1_b1P5bnzjc7Hi4hH5ObwpfT7HVGt7tJo40cWPIpGIkg/mobilebasic
メモリーチェーンは仮想通貨業界のプロジェクトやイベント、出来事をモチーフとした作品をテーマとしています。
ですが、そのテーマから外れてきた作品が多く出てきたことから、そこからハードフォーク(分岐)してできたものがオアシスマイニングです。
今回提出したビットコインちゃんのイラストは、特にイベントや出来事を扱ったカードではないので、オアシスマイニングに提出しています。
2.イラストを作成し、申請する
イラストはホワイトペーパーに記載されている規定のサイズで作ります。
カードのファイルフォーマットは400 x 560 png,もしくはgif。データサイズは1.5MB以下に圧縮。(Pepeと同じ)
support@bookoforbs.comに作成した画像を審査に提出。(トークンはまだこの時点で発行しなくてもよい)メールサブジェクトは「メモリーチェーンへの申請希望」に統一。
決められた条件を満たしているか、イラストのクオリティーなどを基に、天才パーティーオーガナイザーが厳正に審査
ビットコインちゃんのイラストはすでに出来上がっていたので、サイズだけ調整して申請しました。
3.イラストの審査が通ったら独自トークンを発行する
審査が通ったらオーガナイザーからメールの返信が届きました。
独自トークンの発行方法は下記の記事でご紹介しています。
※独自トークンの発行には手数料で0.5XCP(日本円で約460円くらい※2017年7月現在)がかかります。
また、独自トークンの発行は審査後でいいと思います。
4.イラストの清書をトークン名とともに提出する
独自トークンの発行数をロックしたことを確認して、清書を提出します。
発行数のロックには手数料0.00028btcくらいかかりました。(日本円で約80円くらい※2017年7月現在)
オーガナイザーから審査OKが出たら、トークンの発行、ロックなどを完了させ、画像とトークン名を明記し、メールで再提出。メールサブジェクトは「メモリーチェーン完コピ完了」
画像のファイル名は発行されたトークン名と同じにすること。ファイル名例:(WACKNAKAMOTO)また、画像フォーマットが、PNG、GIF(大文字)だったりバラバラのケースが多いので、小文字png, gifのフォーマットの再確認、徹底すること。
(※カードの登録については、将来的には専用のウェブインターフェースと支払いシステムが用意される予定)
5.リリースを待つ
お疲れ様でした。
あとはリリースを待ちましょう!
まとめ
ブック・オブ・オーブスのようなトークンエコノミーは初心者には少しハードルが高いかもしれません。
ですが、独自の通貨や自分の作ったカードに価値がついて売買できたり、購入やトレードで得たカードの価値が変動したりと、今までにない「価値のインターネット」を簡単に体験できる絶好の機会でもあります。
気軽に始められるので、是非みなさんも楽しんでみてください!
ブック・オブ・オーブス
「メモリーチェーン」「オアシスマイニング」はこちらから
公式サイト:Book of Orbs
インディースクエアウォレット
独自トークンの発行やカウンターパーティトークンの管理はこちらから
公式サイト:IndieSquare Wallet
ザイフ
トークンの発行に必要なBTCとXCPの購入はザイフでできます。
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