インディースクエアウォレット(IndieSquareWallet)のツールで「TipMe」と書かれた寄付(投げ銭)ボタンがついているブログを見たことある人は多いのではないでしょうか?
これはカウンターパーティトークンで独自の通貨を発行して、その通貨を売買できるということを利用したトークンエコノミーの一種です。
今回の記事では、クリプトカレンシーガールズの投げ銭ボタンを作りながら作成方法・設置方法を紹介していきます。
この記事の目次だよ!
インディースクエアウォレットのINDIEBOARDで独自トークンを発行
まずはインディースクエアウォレットに登録をして独自トークンを発行しましょう!
事前に準備するものは下記です。
- インディースクエアウォレットのスマホアプリ
- トークン発行にかかる少額のBTC(今回は60円分くらいでした。)
- トークン発行にかかる0.5XCP(今回は460円分くらいでした。)
独自トークンの発行は下記の記事で詳しく解説しています。
トークンの発行や寄付ボタンを作るのに、少額ですがBTCとXCPが必要になってくるので、持ってない方は先にザイフで購入しておくことをおすすめします。
すでにBTCとXCPを持っている方はインディースクエアウォレットに送付しておきましょう!
実際に寄付ボタンを設定していきましょう
今回はクリプトカレンシーガールズ(CryptoCurrencyGirls)の略称で「CCGIRLS」という独自トークンを作ってみました。
このトークンの寄付ボタン(投げ銭ボタン)を作成していきたいと思います。
「寄付ボタンを作る/変更する」を選択
「レートを設定する」を選択
レートはJPYかUSDかBTCで設定できます。
今回は1CCGIRLS=100円で設定しました。
スマホアプリで連携を承認
スマホアプリで承認をします。
この時にネットワークエラーかなにかで画像がちゃんと表示されていませんでした。
うまく連携ができませんでしたので再度挑戦。
再度試したら連携ができてボタンの発行ができました。
一度ミスってしまったのが一番上に出てますね。こちらは無効にしておきます。
寄付ボタンのソースコードを取得してブログへ貼り付け
これでボタンの設置が完了と思ったのですが、アイコンの画像が表示されていませんでした。
最初に登録したはずなのに、反映されていません。
その後編集画面から何度か再アップしてたのですが、それでもうまくいかず。。。
スマホアプリでやってみたり一度ログアウトしてみたり。。。
小一時間格闘してやっと解決できたので、一応ご紹介。
この画面、画像アップロード後に「更新する」とか「決定する」とかのボタンがなかったんです。
色々試したところ、「トークンの説明」欄に一文字でも文字を打ち込むと「この内容にする」というボタンが出現しました。
これで設定完了です。
寄付ボタン完成!
このような寄付ボタンをサイトに貼り付けることができます。
余計なお世話かもしれませんが、ボタンをセンタリングしたい時はこんな感じにすればいいと思います。
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<div style="text-align: center;"> ここに寄付ボタンのソースコード </div> |
ボタンから寄付がきたらお返ししましょう!
設置したボタンから寄付のBTCが届いたら管理画面に通知が届きます。
スマホでインディースクエアウォレットにログインしていればアプリにも通知がきます。
「TipMe」は寄付してくれた人に対して、自動でトークンが送り返されるわけではないです。
手動でトークンを送り返さなければいけないので、必ずトークンのお礼を返しましょう!
誰かが寄付をしてくれると管理画面にこのような表示がでます。
ここで「お礼する」を選択すると、寄付してくれた相手に「CCGIRLS」のトークンが送られます。
送信手数料で少額のBTC(この時で80円くらい)がかかります。
つまり1CCGIRLS=100円だと実質20円くらいしかもらえない計算になります。
何故通知がうまくいかなかったのかを検証したところ、インディースクエアと同一のアカウントで「ブック・オブ・オーブス」にログインしていたのが原因だったようです。
改めて検証して今度詳しく書きます。
実際に「TipMe」の寄付ボタンを使ってみる(投げ銭のやり方)
せっかく作ったので早速寄付ボタンに投げ銭をしてみます。
ボタンを押すと金額が表示される
金額を決めたら送信先のアドレスがQRコードで表示される
インディースクエアアプリでQRコードを読み取り
BTCの送信ボタンを押すとQRコードが読み取れます。
QRコードを読み取った時点で先ほど決めた寄付の金額も入っているので、あとは承認するだけです。
これで無事に送信完了です。
寄付のお礼にトークン(上記の場合は「1CCGIRLS」)がもらえます。
ただ、トークンのお返しは手動で行っているため、すぐには反映されません。
トークンの発行主が寄付のお礼をしてくれるのを待ちましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
実際に作ってみて思ったのは、お礼の送信手数料が結構かかるので「これでお金儲けしてやる!」という使い方には向いていないような気がするということです。
どちらかというとコミュニケーション手段のひとつのような気がします。
ただ寄付ボタンというトークンエコノミーで「価値のインターネット」を簡単に体験できるのはおもしろいことだなと思いました!
若干手間がかかりますが、興味があれば是非設置してみてください!
ということで、当サイトにも設置してみたのであえて言います。
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